こんにちは、おむすびです。
NISAを始めるメリット、デメリット、iDeCoとNISAは何が違うの?
そんな疑問をざっくり説明していきます。
目次
NISA(ニーサ)とは
NISA(ニーサ)とは、正式には「少額投資非課税制度」といいます。毎年決まった非課税投資枠が設定され、上場株式や投資信託の配当金(分配金)や値上がり益が非課税になる制度のことです。
通常、配当金(分配金)や値上がり益に対して約20%の税金がかかります。
投資目的などに合わせて、「一般NISA」か「つみたてNISA」のどちらかを選べます。
NISAを利用するにはまず証券会社や銀行などの金融機関でNISA口座を開く必要があります。NISA口座は1人1口座のみとなっています。
iDeCoとの違い
引き出しタイミング
iDeCoは年金制度の一種なので、引き出しは原則60歳以降となります。NISAではいつでも引き出すことが可能です。
対象商品
iDeCoは投資信託、定期預金、保険商品が対象ですが、NISAは投資信託、国内株式、外国株式、または国が定めた基準を満たした投資信託が対象です。
非課税対象
iDeCoは運用益、積立額が所得控除になりますが、NISAでは運用益と配当金です。
一般NISAについて
投資上限は120万円まで
毎年120万円までの投資枠で得た収益が最長で5年間非課税になります。
投資枠の再利用・翌年以降への持ちこしはできません。20万円分の枠を使用した場合、売却しても20万円の枠は消費されたままです。また、120万円の上限を下回った場合でも、来年の枠に加算されません。
投資方法
スポット購入と積立方式の両方で購入可能です。
対象商品
国内株式・海外株式・投資信託などほとんどすべての金融商品が対象です。
つみたてNISAについて
投資上限は40万円まで
毎年40万円までの投資枠で得た収益が最長で20年間非課税になります。
一般NISAと同様、投資枠の再利用・翌年以降への持ちこしはできません。
投資方法
積立方式のみ。
対象商品
国が定めた基準を満たした投資信託に限ります。
まとめ
通常、株式投資などで得た利益や配当には約20%の税金が掛かりますが、NISAでは株式投資で得た利益や配当金が非課税となります。
少額から試してみたい方、コツコツ投資をしてみたい方はつみたてNISA、年間40万円以上の投資を考えている方や個別株に興味のある方は一般NISAがおすすめです。
注意点
金融商品は運用次第で元本割れのリスクがありますのでご注意下さい。
ご拝読頂きありがとうございます。